豆乳ダイエット
豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめ
かすをこした乳状の液体のこと。
にがりなどの凝固剤を加えると豆腐になるので、
私たちにも馴染みのある食材です。
その、豆乳の原料・大豆は、畑の肉といわれ、ローカロリーで
たんぱく質や脂肪、鉄、カルシウムなどのミネラルを
バランスよく含んでいる食材。
栄養価が高く、脂肪・糖の吸収を遅らせる大豆サポニン、
吸収してしまった脂肪の燃焼をうながす大豆ペプチドなども含まれています。
豆乳は、その大豆の栄養素を受け継ぎながら、大豆にくらべて
飲み物として摂取しやすく、生活に取り入れやすいというメリットがあります。
豆乳ダイエットは、豆乳を食前に飲むことで、食事の量をラクに減らしながら
不足しがちな栄養素を補給するダイエット方法。
ダイエットはもちろん、健康保持のためにもぜひ食習慣に加えたい飲み物です。
豆乳を飲む場合は、甘味料を足して飲みやすく調製豆乳より、
加工されていない無調整豆乳を利用するようにしましょう。
その場合、冷やしても温めて飲んでもOKです。
最近では、日本以外の海外でも、その栄養価から
ダイエット食品として評判だそうですよ。
なんでも、バニラやチョコレート味の豆乳も販売されているんだとか。
豆乳ダイエットについて
カフェインといえば、コーヒーですが、
運動する前にコーヒーを飲むと痩せやすいなどと言われますね。
なんといっても、「コーヒーダイエット」というダイエット法があるくらいです。
しかし、コーヒーも少量飲む分には代謝アップも期待できますが、
たくさん飲んでしまうと、健康的なダイエット方法とはいえないんです。
貧血で、鉄剤を飲んだことがある方はご存じだと思いますが、
お茶やコーヒーで鉄剤を飲まないようにと、指導されたことがあると思います。
これは、お茶やコーヒーに含まれるカフェインが、
鉄分の吸収を阻害してしまうからなんですね。
鉄分が不足すると、血液の流れが悪くなり、老廃物が滞りやすくなったり、
お肌まで栄養がいきわたらなくなるので、シミや乾燥といったトラブルの原因にもなります。
また、カフェインは、亜鉛やカリウムといったミネラルやビタミンC、
代謝アップに不可欠なビタミンB群を、余計に消耗させます。
カリウムは、むくみの大敵、塩分(ナトリウム)を排出する働きがあるので、
積極的に取りたいミネラルなのですが、
普段の食生活では、ただでさえ不足しがちです。
カフェインは、コーヒーに限らず、チョコレートやお茶などにも含まれています。
適量を嗜好品として楽しむぶんには問題ありませんので、
くれぐれも食べ過ぎ・飲み過ぎには気をつけましょう。